ウィーン磁器工房アウガルテン

アウガルテン

出典:https://augarten-japan.com/blog/2018/10/12/3291/
代表パターン マリアテレジア ウィンナーローズ ビーダーマイヤー
歴史

音楽と芸術の都ウィーン(オーストリア)は、ハプスブルク家によって世界の中心として栄華を誇っていました。ヨーロッパでマイセンに次いで磁器の開発に成功し、1718年に窯を開いたのがウィーン磁器工房(ウィーン窯)、これが現在のアウガルテンの始まりです。

ハプスブルク家の最も栄えた時期、マリアテレジアから皇室直属の磁器窯に指定されて以降は、ウィーン窯はハプスブルク家をはじめ、各国の王族・貴族から多くのオーダーを抱えていました。

1864年、戦火のあおりを受け閉窯となりますが、1924年にふたたび窯に灯がともります。ウィーン磁器工房アウガルテンという名称は、再開した場所がアウガルテン宮殿である事に由来しています。

閉窯の前をウィーン窯、再開後をアウガルテンと呼ぶ事が多く、ウィーン窯時代の作品はほとんどが戦火に巻き込まれることとなりました。残存するウィーン窯時代の磁器には希少価値が付く場合が多く、そのため贋作も多く出回っているので注意が必要です。

アウガルテンの特徴

アウガルテンは現代においても手作業にこだわる工房として有名で、その品質は世界的にも認められており、今なおオーストリアを代表する名窯として高価で取り引きされています。

白磁と釉薬の透明感、絵付けの清楚さから根強い人気があり、とくにウィンナーローズの絵柄は女性誌にも度々登場してはファンを増やしています。

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