ブランド洋食器 SPMドレスデン

幻の名窯、すべてにおいて世界最高品質。

SP?SPM?どれが正しい?ドレスデンの名前

ドレスデン。その呼び名はSPドレスデンであったり、SPMドレスデンであったり様々ですが、どれも同じ1社を指しています。
ドレスデンとはドイツのザクセン州の州都です。
正式名称:Sächsische Porzellan-Manufaktur Dresden GmbH
英語名称:Saxon Porcelain Manufactory Dresden Ltd,

もうお分かりですね。ザクセン磁器工房ドレスデンの略称がSPMドレスデンです。
ではSPドレスデンとは何なのか。それはバックスタンプがSPという文字だからです。この理由は歴史とともに見ていきましょう。
SPドレスデンのほうが広まっていますが、日本代理店の表記に合わせ、ここではSPMドレスデンと表記します。

マイセンと肩を並べる名窯SPMドレスデンの歴史

ドレスデンは今、大変高く評価されています。その評価はマイセンと同列の扱いが共通認識です。
その歴史は実は日が浅く1872年から始まっているのです。マイセンは1708年ですので、実に166年の差があるのです。

SPMドレスデンはヨハン・カール・ゴットリープ・ティーメによって創設されました。
当時ザクセンには、多くの磁器ペインターが活動していました。ペインターの多くは独立しており、彼らは自宅でペイントをしていたため、ティーメは白磁部分の製造を担当し、ペイントを彼らに任せる事で、装飾磁器とフィギュリンの製造を開始しました。
これがSPMドレスデンの始まりとなりました。

創設者の死、そして国際舞台への飛躍

1888年、SPMドレスデンの創設者ティーメは亡くなってしまいます。設立当初は彼の娘たちとともに始まった工房ですが、ティーメが後継者に選んだのは、カールアウグストクンチュでした。カールもまたドレスデンの飛躍に大きく寄与する従業員で、1897年のブリュッセル国際展示会、1900年のパリ万博など様々な美術展で最高金賞を受賞しました。
設立後間もないSPMドレスデンが飛躍できたのは単にカールの手腕によるところが大きかったのです。

この飛躍により、世界中の貴族から注目される事となったドレスデン。
しかし第二次世界大戦の影響、また東西ドイツの分裂によってSPMドレスデンは国の管理下に置かれ、強制製作を余儀なくされました。

1991年ドイツの併合後ようやくSPMドレスデンも民間企業へ戻り、現在の形になったのです。

奇跡の手仕事と評される幻の名窯

今、ドレスデンとして認められるのはSPMドレスデンの1社のみと言われています。これはドレスデンに存在した100以上の工房は時代とともに集約されたためです。
今SPMドレスデンは完全受注生産によって生産を続けています。そのため生産数は少なく、日本での入手が困難なことから幻の名窯と呼ばれる所以です。

名窯と評される工房の場合、いわゆる社長はCEO(最高経営責任者)やCOO(最高執行責任者)ではなく、Dr(ドクター、大学院博士課程修了者)の名称で呼ばれる事が多く、たとえばSPMドレスデンでは美術史学者の博士が代表を務めています。そのため、芸術に特化した経営が行えるのです。

SPMドレスデンの経営戦略は、完全受注生産です。戦禍から免れたおよそ1万2千点のデザインが描かれたデザインブックのおかげで、王侯貴族へ贈られた作品と全く同じものを販売することができるのです。一つ一つ完全なる手作りで続ける磁器工房は今やアウガルテン、マイセン、そしてドレスデンくらいでしょう。

そうしたドレスデンの作品は、伝統的な美意識の象徴が生まれ続ける事から手仕事の奇跡とまで呼ばれています。
完全受注生産ですので、国内からの注文はごくわずかにとどまっております。
価格表はございませんのでご了承くださいませ。

この素晴らしい工房にもかかわらず、日本公式オンラインショップではキティちゃんのペンダントトップ。。。
1ファンとしてそれより先に扱ってほしい作品が多々あるのですが。。。

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