西洋食器 イヤープレート特集

年に1度のメモリアル。イヤープレートとは。

イヤープレートとはクリスマスに販売される事からクリスマスプレートとも呼ばれ、その翌年の年号がプレートに描かれている1年だけしか製造されないメモリアルプレートの事です。
年によって描かれるデザインが異なるため、また、年代が古いほど残存数が少ないため、世界中でコレクタブルアイテムとして多くの収集家が存在しています。

世界で初めてのイヤープレートはロイヤルコペンハーゲンではなかった!

ロイヤルコペンハーゲン イヤープレート1908年ビングオーグレンダール


イヤープレートでおそらく世界で最も有名なブランドは、ロイヤルコペンハーゲンでしょう。その最初の1枚が1908年(画像左)なので、これが世界最初の1枚とお思いの方は実は少なくありません。

実は、世界で初めてのイヤープレートはビングオーグレンダールの1895年(画像右)なのです。邦題「凍てつく窓の向こう側」、洋題「Behind the Frozen Window」が世界でもっとも歴史のあるプレートなのです。

では、なぜイヤープレートはクリスマスに販売され「クリスマスプレート」と呼ばれるのかご存知でしょうか。

なぜ販売時期がクリスマスか、ご存じですか?

クリスマス、キリスト教国では家族団らんの大切なひとときとなります。教会で祈りを捧げたりと、ゆっくりと過ごす時間です。昔のデンマークは日本のように派手なお祝いはせず、食事をいつもより豪勢にという程度でした。

しかし、一部貴族たちは、クリスマスのその食事や時間に嗜好を凝らし、有意義に過ごす事が一般的となり、洋菓子店や食器メーカーはその要望に沿う取り組みをおこなうようになりました。
ビングオーグレンダールもその一つでした。

クリスマス、貴族向けに嗜好を凝らしたお皿を販売するため、年代を刻み、毎年絵柄を変えた作品を販売することになったのです。その記念すべき1作品目が1895年だったのです。

これがクリスマスにイヤープレートが販売されるようになった理由です。

イヤープレートに特別な思いを乗せて

イヤープレートはどのような思いで買われているのでしょうか。
年に1枚のプレート、どんな記念として購入されることが多いのでしょうか。

思い出のスケートリンクと題される絵は、温かい風合いを感じさせてくれます。

思い出のスケートリンクと題される絵は、温かい風合いを感じさせてくれます。

娘が家に居た証。生まれた年から嫁ぐ年まで。

ロイヤルコペンハーゲン イヤープレート 1989年

「兵庫県K様のイヤープレート」
私は大丸(百貨店)さんから、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートを毎年購入しています。
スタートは1989年、娘が生まれた年からです。
最初はB&Gのイヤープレートも合わせて買っていたんですが、大丸さんが扱われなくなって、
今ではロイヤルコペンハーゲンだけを買い続けています。

娘が嫁ぐときに、娘が家に居た証としてまとめて贈るつもりで買っています。
もう20枚を超えていますので、何枚まで増えるのか心配になって来ますが、
私はこれを娘に渡せる日を楽しみにしています。

グリーンランドで寄り添う熊の親子の姿がモチーフの2010年イヤープレート。

グリーンランドで寄り添う熊の親子の姿がモチーフの2010年イヤープレート。

会社設立の初心を忘れない

ロイヤルコペンハーゲン 2010年 イヤープレート

「福岡県K様のイヤープレート」
入り口にずっと飾らせて頂いています。会社を設立して電報や花はいくつも頂いたのですが、
イヤープレートを頂いたのはとても嬉しかったです。
こうした形に残るものは初心を忘れない意味でも良い物ですね。
脱サラして作った会社、何が何でも成功しようと決めたのが2010年なんですが、
実は1度落として割ってしまいました。

購入したのはその時で、これは代わりが効くものではないにせよ、
やはりもう一度同じものを同じ場所にと思ってお願いした次第です。
色合いも破片と似たもので探してもらえたのも嬉しかったですが、
お皿は悪い気を払ってくれるために割れる事がある」という店主様の言葉に
気持ちが救われた事は今でも忘れません。
出社する度に初心を思い出すので、毎日見て元気をもらってます。

※購入者の声は京奈物販様、片山物産様の協力を得て掲載しております。

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